スクリーンショットの保存先を変えたかったので、以下のような方法を取りました。
/home/ユーザ名/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
というファイルがあります。
.configという隠しフォルダの中身です。
keyboardタグの中に
<keybind key="Print"> <action name="Execute"> <command>scrot</command> </action> </keybind>という記述があるので、ここをいじります。
「scrot」というのがスクリーンショットを撮るコマンドです。
このままではユーザのホームディレクトリにスクリーンショット画像が保存されてます。
うっとうしいので、任意のディレクトリに保存するように変更します。
変更前
scrot
変更後
scrot -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'
こう書き換えれば、
/home/ユーザ名/document/screenshot/
に保存されます。
また、Altキーを押しながらスクリーンショットを撮る方は、
<!-- Take a screenshot of the current window with scrot when Alt+Print are pressed --> <keybind key="A-Print"> <action name="Execute"> <command>scrot -u -b -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command> </action> </keybind>と変更します。
さて、本題はここからです。
私のキーボードには使っていないキーがいくつかあります。
そこで、便利なようにキーバインドを再割当てしました。
まず、私のキーボードはスクリーンショットキーがデリートキーの近くにあって、
誤打のたびに画像ファイルが増殖する問題がありました。
そこで、遠くにあるPowerキーにスクリーンショットを割り当てることにしました。
ついでにSleepキーには計算機を、Wakeキーには端末を割り当てることにしました。
何とか調べると、Powerキー、Sleepキー、Wakeキーはそれぞれ、
XF86PowerOff、XF86Sleep、XF86WakeUpという名前だとわかりました。
そこで、例の
/home/ユーザ名/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
を書き換えます。
keyboardタグの中に
<keybind key="XF86WakeUp"> <action name="Execute"> <command>lxterminal</command> </action> </keybind> <keybind key="XF86Sleep"> <action name="Execute"> <command>galculator</command> </action> </keybind> <keybind key="XF86PowerOff"> <action name="Execute"> <command>scrot -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command> </action>を加えます。
<keybind key="A-XF86PowerOff"> <action name="Execute"> <command>scrot -u -b -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command> </action> </keybind>Altキーを押す方も忘れずに変更します。
そして便利になりました。
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