2013年8月2日金曜日

Lubuntuのキーバインドを変更

私は業務用PCにLubuntuを使っています。
スクリーンショットの保存先を変えたかったので、以下のような方法を取りました。

/home/ユーザ名/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
というファイルがあります。
.configという隠しフォルダの中身です。
keyboardタグの中に
    <keybind key="Print">
      <action name="Execute">
        <command>scrot</command>
      </action>
    </keybind>
という記述があるので、ここをいじります。
「scrot」というのがスクリーンショットを撮るコマンドです。
このままではユーザのホームディレクトリにスクリーンショット画像が保存されてます。
うっとうしいので、任意のディレクトリに保存するように変更します。
変更前
scrot
変更後
scrot -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'
こう書き換えれば、
/home/ユーザ名/document/screenshot/
に保存されます。

また、Altキーを押しながらスクリーンショットを撮る方は、
    <!-- Take a screenshot of the current window with scrot when Alt+Print are pressed -->
    <keybind key="A-Print">
      <action name="Execute">
        <command>scrot -u -b -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command>
      </action>
    </keybind>
と変更します。



さて、本題はここからです。
私のキーボードには使っていないキーがいくつかあります。
そこで、便利なようにキーバインドを再割当てしました。
まず、私のキーボードはスクリーンショットキーがデリートキーの近くにあって、
誤打のたびに画像ファイルが増殖する問題がありました。
そこで、遠くにあるPowerキーにスクリーンショットを割り当てることにしました。
ついでにSleepキーには計算機を、Wakeキーには端末を割り当てることにしました。

何とか調べると、Powerキー、Sleepキー、Wakeキーはそれぞれ、
XF86PowerOff、XF86Sleep、XF86WakeUpという名前だとわかりました。
そこで、例の
/home/ユーザ名/.config/openbox/lubuntu-rc.xml
を書き換えます。
keyboardタグの中に
    <keybind key="XF86WakeUp">
      <action name="Execute">
        <command>lxterminal</command>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="XF86Sleep">
      <action name="Execute">
        <command>galculator</command>
      </action>
    </keybind>
    <keybind key="XF86PowerOff">
      <action name="Execute">
        <command>scrot -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command>
      </action>
を加えます。
    <keybind key="A-XF86PowerOff">
      <action name="Execute">
        <command>scrot -u -b -e 'mv $f /home/ユーザ名/document/screenshot/'</command>
      </action>
    </keybind>
Altキーを押す方も忘れずに変更します。

そして便利になりました。

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